児童養護施設職員研修が国の標準研修として制定！！！！
2012年からJICA草の根技術協力事業として実施してきた「児童養護施設職員に対する能力強化研修」ですが、アクションでは研修の教材開発や指導員育成、中部ルソン地域やマニラ首都圏での研修実施の他に、フィリピン政府に対して国の標準研修として制定されることを目指して政策提言を行ってきました。
このアクションが開発した「児童養護施設職員向け能力強化研修規定」ですが、2019年8月7日にフィリピンの社会福祉開発省長官により承認されたことを受け、国の規定として採用されることが決まりました！！！
フィリピンには今までこのような研修規定はなく、児童養護施設に入所したこどものケアは施設や職員個人の判断に委ねられていました。今後は研修を実施することで、施設に入所したこども達がより良いケアを受けられるように、フィリピン全土で改善されていきます。
フィリピンで活動を始めて25年、ジャイラホームという一つの孤児院支援から始まった活動が今回の様に国を動かす活動にまで繋がったのは、日頃より皆様がフィリピンのこども達のことを想い、活動を応援してくださったからこそ。いつも、ご支援・ご協力を頂き誠にありがとうございます。
これからも、アクションはジャイラホームをはじめとした施設や貧困地域のこども達に直接関わる活動を大切にしながら、日本のNGOとしてフィリピンでできる社会的インパクトの大きな活動も精一杯行っていきます。今後も、アクションが行う「こども達の可能性を広げる活動」を応援して頂けると幸いです。
NPO法人アクション
