フィリピンの国民の約25%は1日1ドル以下で暮らす貧困層で、ストリートチルドレンは約25万人いると言われています。近年、日本でも「こどもの貧困」が問題となっており、6人に1人のこどもが貧困状態にあると言われています。社会的背景の違いはあるものの、「こどもの貧困」という同じ社会課題を抱えるフィリピンと日本。この研修では、フィリピンにおける「こどもの貧困」の現状や政策、24年間フィリピンでこどもの貧困に取り組んできたアクションや他団体の支援事例を学び、現場を視察し学びを実践することで、「こどもの貧困」に対して理解を深め、日本のこども達に必要な支援は何かを考える実践型研修です。
アクションや他団体による様々な支援にも関わらず、こどもの貧困問題は現在も解決されません。より多くの方に「こどもの貧困」について知ってもらうことが解決への一歩だという想いから、この研修の実施が決まりました。
↓プログラムの詳細は以下をご覧ください↓
<こんな方におすすめ!>
□「こどもの貧困」に関心がある
□「こどもの貧困」への理解を深めたい
□フィリピンのこども達の現状をしっかりと学びたい
■研修内容
このプログラムでは、学んだことをしっかりと吸収できるように、座学の「研修」と「実践」を繰り返し行います。
「こどもの貧困」への理解を深める講義
フィリピンにおける「こどもの貧困」への理解を深める
①フィリピンにおける「こどもの貧困」の概要
②フィリピン政府の政策やNGOの支援事例紹介
こどもへのアプローチ方法を学ぶ
③児童虐待の危険信号の見分け方
④こどもとの関係の築き方
「こどもの貧困」の現場視察&実践
支援現場を視察し、こども達へのアプローチ方法を実践する
①貧困地域のこども達と交流&給食配布
②貧困地域訪問と支援活動をする現地の方からヒアリング
③ゴミ拾いで生計を立てる人々が暮らす地域で家庭訪問&夕食
④乳児院でボランティア活動
1日目
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朝:成田空港集合後、マニラへ出発
マニラ空港から専用車でオロンガポへ
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ホテル泊 |
2日目
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午前:「こどもの貧困」への理解を深める講座
講座①フィリピンにおける「こどもの貧困」の概要
講座②フィリピン政府の政策やNGOの支援事例紹介
午後:「こどもの貧困」の現場視察&実践
視察&実践①貧困地域のこども達と交流&給食配布&昼食
視察&実践②貧困地域訪問、支援活動をする方からヒアリング
視察&実践③ゴミ拾いで生計を立てる人々が暮らす地域で家庭訪問&夕食
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ホテル泊 |
3日目
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午前:「こどもの貧困」への理解を深める講座
講座③児童福祉の危険信号の見分け方
講座④こどもとの関係の築き方
午後:「こどもの貧困」の現場視察&実践
視察&実践④乳児院でボランティア活動
夜 : 振り返り
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ホテル泊 |
4日目
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マニラ出発/夜:成田空港到着、解散
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※利用予定航空会社:フィリピン航空
※宿泊先:Travel lodge(または同等クラス)、ホームステイ、孤児院ジャイラホーム
※成田空港以外からの発着も可能です!ご希望の方はお問合せください。
※添乗員は同行しません。現地係員としてNPO法人アクションのスタッフが同行します。
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■講師紹介①
アクション代表の横田が講師と引率を担当します!
高校生だった1994年に単身フィリピンに渡り、孤児院の支援を開始。その後、フィリピンの貧困地域で暮らす数千人のこども達と関わりながら、支援活動を実施。こども達が生まれた環境に左右されず、自分の夢にチャレンジできる社会の実現を目指している。
~参加検討中の方へメッセージ~
フィリピンで24年間活動した中で学んだ知識や直面したこども達の現状など、全てお話します!
■講師紹介②
講座はフィリピン事務局長が担当します!
ソーシャルワーカーとしてフィリピン政府社会福祉開発省で働いた後、アクションのフィリピン事務局で事務局長を務める。自身も孤児院で育った経験から、”ペーフォワード”の精神で「こどもの貧困」に取り組んでいる。
~参加検討中の方へメッセージ~
参加を検討しているみなさん、一緒にこどものために世界をよりよい場所にしましょう!
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フィリピンは7107の島々から成る東南アジアの国です。長い間、スペイン・日本・アメリカの植民地であった歴史があり、言語は母国語のフィリピノ語(タガログ語)以外に、英語も多く話されています。英語の通用度はアジアで一番と言われ、最近では留学先としても人気の高い国です。気候も人も温かく、フィリピン人はホスピタリティに溢れる国民性とも言われています。そんなフィリピンですが、貧富の格差が大きい国でもあります。首都マニラ近郊には高層ビルや高級ショッピングモールが立ち並ぶ一方でスラム街やゴミ山も依然として存在し、孤児や路上で働くストリートチルドレンの姿も多く見られます。国民の25%が1日1ドル以下で暮らす貧困層と言われており、発展の傍らで貧困の連鎖がなくならない事がフィリピン社会全体の大きな課題となっています。
フィリピン基礎情報
国名:フィリピン共和国(首都:マニラ)
時差:日本時間-1時間
季節:乾季(11月~6月) 雨季(7月~10月)
平均気温:26~27℃
言語:フィリピノ語(タガログ語)
通貨:ペソ(1ペソ≒2.2円)
日本からのフライト時間:約4時間
ビザ:30日間以内の滞在の場合は不要
フィリピンの食事
日本ではあまり馴染みがないフィリピン料理ですが、主食は日本と同じくお米です!植民地時代の影響もあり、パンや麺もよく食べられています。お醤油やお酢、生姜などを使った料理も多く、他のアジア諸国の料理に比べてクセもあまりない為、日本人の舌に合うとも言われています。人気料理はお醤油ベースで鶏肉や豚肉を煮込んだ「アドボ」。お米と一緒に食べると絶品でやみつきになる事間違いなし!
フィリピンの人々
ホスピタリティに溢れる国民性に加え、フィリピンはおもてなしの精神に富んだ国です。日本からお客さんが来ると、「Mabuhai!(ようこそ!」と明るく温かく迎え入れてくれます。
こどもでも大人でも、バックグラウンドに様々なものを抱えていても、いつも笑顔と他人への気遣いや優しさを忘れないフィリピンの人々。生きる上で本当に大切な事は何か、フィリピンの人々から学ぶ事がたくさんあると思います!
開催日程
2018年9月22日(土)~9月25日(火) 3泊4日
※2018年8月7日(火)に事前研修を開催します!
(会場:東京都内)
旅行代金
16万円
※上記旅行代金とは別に燃油代・空港税等がかかります。
(1万~1万5千円程度)
【参加費に含まれるもの】
成田空港-マニラ空港の往復航空運賃・現地交通費(自由行動時を除く)・食費(朝2回、昼2回、夜2回)・宿泊費・アクション協力会員費・活動協力費
【参加費に含まれないもの】
燃油特別付加運賃・航空保険料・成田空港使用料・マニラ空港税・海外旅行保険の保険料
※成田空港以外の利用についてはお問合せください。
催行人数
最少催行人員:3名 / 募集予定人員:15名
申込締切
日程A:2018年8月18日 (土)
※申込み締切り後のお申込みはお問い合わせください。
申込資格
年齢:高校生以上 語学力:不問
・こどもや国際協力に関心があり、団体生活ができる方
・自分で判断ができ行動に責任を持てる方
・指定の海外旅行保険に加入すること。
※現在、通院中の方、または持病・症状のある方は状況によりお断りする場合があります。 また、持病、その他の理由で集団行動ができないとスタッフが判断した場合にも参加をお断りする場合があります。ご了承ください。
注意事項
・フィリピン滞在中は禁酒・禁煙となります。守れる方のみご参加ください。
・出発前の事前オリエンテーション(8月7日)と帰国後の事後研修(10月8日)は原則ご参加ください。
・使用する空港によって料金が変わる場合がございます。お問合せください。
・フィリピンへの渡航にはパスポートの残存有効期間が滞在日数以上必要です。
参加申込の手順
申込み/資料請求以外のご質問もお気軽にお問合せください!
1.資料を請求してください。
パンフレットと申込書をお送りします。
2.申込書をメールまたは郵送で、提携旅行代理店【マイチケット】へお送りください。
<メール> kanno@myticket.jp (担当:神野)
< 郵 送 > 〒660-0084 兵庫県尼崎市武庫川町4-27-1
株式会社マイチケット 担当 神野
3.申込み金をお振込みください。
・マイチケットから詳しい旅行条件を説明した書類と請求書を郵送します。
・書類をご確認の上、3日以内に申込み金2万円を指定口座にお振込みください。
※申込み金は旅行代金の一部です。残金は出発の22日前までにお振込み頂きます。
4.参加決定!
・振り込みが確認でき次第、旅行契約成立となり申込み完了です!
・事前研修のお知らせやその他資料等は後日ご自宅へメールまたは郵送します。
<出発までの流れ>
・出発1カ月前にしおり等の資料がご自宅に届きます。
・出発約1週間前にeチケットなど最終のご案内がご自宅に届きます。
・2018年8月7日(火)に東京で事前研修を行います。