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孤児院「ニニョスパグアサ」概要|海外ボランティアのNPO法人アクション(ACTION)

こども達が夢に向かってチャレンジ出来る社会を目指して

アクションは1994年よりフィリピンのこども達を支援しているNGOです

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孤児院ニニョスパグアサ概要

現在アクションでは、活動の幅を広げ、さまざまな孤児院と連携してプロジェクトを実施しています。

そのなかで1998年から支援をしているのが障がいのあるこども達の孤児院ニニョスパグアサセンターです。

ニニョスパグアサセンターは、フィリピンサンバレス州オロンガポ市にある障がいを持つ子どもや若者が特別に必要としていることを提供・支援するため、フィリピン政府より許可を得て活動している非営利団体です。センターで生活しているこどもや若者、医療支援を受けているこども達は、生きていくために彼等が最低限必要としていること(家庭・栄養・教育・医療・社会的受け入れ等)を申し入れる機関が他にありません。

センターの成り立ち、これまでの取り組み

ニニョスパグアサセンターは元々は隣のパンパンガ州や、オロンガポ市内で貧困層や、障害者の方向けに食事提供などのサービスを行うNGOでした。1984年にフィリピン政府より認可を受けアン・スウェネイさんにより発足されました。1991年まで助成を受けていたアメリカ軍からの支援が打ち切られると、それまで行っていた食事提供のサービスを続ける事は困難になり、活動も縮小を迫られました。

しかし、助成を打ち切られたからといってニーズが無くなるわけではありません。残されたわずかな資金で活動を開始しました。障害を持つ人々への学習プログラム、リハビリテーション、医療支援プログラムの3つに絞り、新しくスポンサーを開拓し、助成金を申請するなどして現在のニニョスパグアサセンターがあります。この事業を現在センター長として引き継いでいるのがアラセリ・ミノアさんです。センターでは1989年からこれまでで8,167人のこども達に医療支援、6,621人の栄養失調の子どもへバランスの取れた食事を提供し、通常の健康状態へと回復させ、546人の様々な障害を持ったこども達がニニョスの学校へと通いました。そして何千ものこども達にクリスマスのプレゼントや洋服、おもちゃや靴、お菓子を配ることが出来ました。

 

Mission

身体的に障害や不自由のある子どもや若者が社会の中で平等に、その地域の一員として生活できるように教育、また彼等にとって有効な職業訓練や医療支援を提供すること

 

Vision

路上の障害児、障害があるがゆえに親に虐待・遺棄された子どもを根絶し、彼等の生活の質を向上すること。また、これらの両親やその属する地域は障害を持つ子どもを扱う時の知識を得ておく必要がある。

 

Activities

1)教育(読み書きや基本的な計算能力)
 ニニョスのセンターから公立の学校にうまく移れるように、センターで学ぶ中で彼らのやる気や感情を育てること
 ・視覚に障害がある子どもに点字の読み書きの方法・健康・科学・国語・音楽・コンピューターの使用方法やタイピングを教えること
 ・聴覚に障害がある子どもに手話、発音や聴覚の訓練をするなど、社会で役立たせられるようにすること
 ・経済的に恵まれない障害をもつ子どもや若者に奨学金を提供すること

2)個々の育成

 ・マッサージなどの彼等の専門的分野を通して人と関わるときに人前に立派に出られるようにすること
 ・個々の衛生や健康状態をいつでも意識し、それぞれにあったグルーミングの方法をできるようになること

3)ライブリフッド支援/スキルトレーニング
 ・視覚、聴覚障害者がコミュニティの中で役立てられるマッサージやリフレキソロジーの訓練、その市場の確保を支援すること

4)医療支援

 ・第一にボランティアや両親に健康な状態でいるよう訓練すること
 ・こども達が必要としている医療・歯科・精神のケア、知能や聴力の訓練の設備や手段を与え、彼等が生活できるように補助すること
 ・口唇口蓋裂やヘルニア、また他の外科的な処置や治療をする必要のある子ども達への手術の寄付金を集めること

5)一時的な保護施設と家庭的なケア
 在学中、職業訓練の過程にある障害を持つ子どもに、食事つきで下宿する場を提供する

6)孤児院
  孤児の子どもに家庭的なケアと教育を提供する
7)レクリエーションや社会活動への参加
  ・地元や州、所属地域(ニニョスパグアサセンターはリージョン3に属する)のスポーツフェスティバルに参加する
  ・スポンサーや他のNGO、政府の主催する様々な社会への取り組みへの活動に参加し歌を歌ったり、ダンスや楽器演奏をしたりする

8)ソーシャルワーカー、これらのこども達の両親や家族・親戚、警察やボランティアのリーダーにセミナーを開催する
 ・ボランティアや介護士、障害を持つ子どもの両親や親戚にコミュニティベースで職業訓練のセミナーを行なう
 ・手話や点字の読み書きの講座を実施する

9)家庭訪問
 センターで勉強し、職業訓練をした子どもや若者がコミュニティの中でリハビリテーションを続けられるようアフターケアをする

 

Livelihood and self-sufficient support program

センターでは生徒や患者から費用を負担してもらう事は望めないため全てを助成金と寄付金に頼らざるをえません。助成金はもし取れたとしても用途が決められて支給されますし、必要な金額が100%支給されることはまずありません。また、いつどのくらい入ってくるか分からない寄付金は組織を支えるためにはあまりにも不安定です。不安定な現状を少しでも支えるために始められたのが自立支援事業です。センター自身で資金を調達しセンターが少しでも自立した運営を行えるようになる事を目的としていることはもちろん、生徒たちに有効な職業訓練としてニニョスの生徒たちも活躍しています。

1)サリサリストア
*サリサリストアとはお菓子やジュース、洗剤や調味料などの日用雑貨を売る雑貨屋さん。フィリピンでは歩けばサリサリストアにぶつかるほど、たくさんのサリサリストアがある。このニニョスのサリサリストアはその収益が少しでも生徒の生活費の足しになるようにと地域の住民を対象に始められた。デフの方はもちろん、ブラインドの方もお菓子の袋や形などで値段を察知し店員として働いている。

2)マンゴージャムの製作
*ACTIONで最初に必要な機材材料を支援して始められたのがマンゴージャムの生産です。センター長セリーさんの娘さんが家政科を卒業し、現在はマニラで料理教室を開催するなど先生の資格を持ち仕事をしている事から彼女が指揮をとり生徒に調理法を指導しています。後々には生徒だけでも調理が出来るようになる事を目標として行われています。このマンゴージャムのプロジェクトではマンゴージャムの生産に当たるスタッフ(生徒)のお小遣いと、次回の材料を買う資金を除いた全てがセンターのために使われます。

マンゴージャムは乾季と雨季でマンゴの値段が極端に変わるため、1瓶(370g)が200ペソから250ペソ(1ペソ=2.5円 2007/12/13現在)となっています。1瓶は約1キロのマンゴ、砂糖、ペクチン、カラマンシー(=シークワーサー、色止用)から作られます。保存料を使用していないマンゴージャムはなかなか評判が良いようですが、質の向上と、マーケットの拡大を目指して試行錯誤しています。

3)Tシャツの販売
*ニニョスパグアサセンターではセンターのロゴ入りのTシャツを販売しています。バックプリントは手話と点字のアルファベットを表記したものです。色やサイズも各個人希望のものを作ってくれます。

4)マッサージ&リフレキソロジー
*マッサージの訓練を終えた生徒が1時間250Pで全身のマッサージをしてくれます。この料金の半額は生徒へ、残りの半額がセンターへと入ります。出張サービスも行っており、生徒の中にはお得意様から指名をもらう方もいます。

こどもたちが入ってくる経緯

・共通の委託機関
他の施設のソーシャルワーカーやパートナー機関がニニョスのセンターに委託してくる場合
・直接相談に来る
 ニニョスの取り組みを聞いて必要な補助を受けられるよう、個人的に相談にくる場合
 
ニニョスを卒業していったこども達は、マッサージやリフロキソロジーを家庭出張サービスで行ったり、クラブやビーチ、結婚式や誕生日会などで歌を歌ったり、楽器の演奏をしたりしています。

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