カテゴリ:フィリピン事務局
マニラ首都圏での児童福祉施設職員研修プログラムが始まります!
昨日、フィリピンの社会福祉開発省(DSWD)の本省にてアクションとDSWDのタグィワロ大臣、
中部ルソン事務所及びマニラ首都圏事務所の所長との間で事業提携書への調印式が実施されました。
マニラ首都圏での新事業の実施が始まります!
アクションでは、2012年~2015年まで中部ルソンの児童福祉施設を対象に
職員研修プログラムを実施してきました。
(中部ルソンの児童福祉施設職員研修事業についてはコチラ)
今回はその対象をマニラ首都圏に広げ、マニラ首都圏の17施設を対象に職員研修プログラムを実施します。
また、前回プログラムを実施した中部ルソンでは、39施設を対象にライフスキル研修を実施します。
事業期間は2年10ヶ月。良い結果を出し、研修の全国標準化への提言を目指します。
本省との提携交渉にほぼ1年を費やしました。
担当スタッフの取り組みはもちろんですが、本省の次官及び局長、担当者の方々、
地域事務所の所長のお二人、そしてJICAフィリピン事務所の方々に多大なご協力をいただきました。
締結までに長い時間がかかった分、それぞれの想いも共有できた為、
これから良いパートナーとして事業が実施していける事と思います。
施設のこども達に一番大切なのは、「人」の環境です。
毎日こども達に接するソーシャルワーカーやハウスペアレント。
彼らに対して研修を実施するという事は、こども達の未来に関わること。
その重さを感じながら、事業に取り組んでいきたいと思います。
事業の進捗については、今後ブログでもご報告していきます!
*この事業はJICA草の根パートナー事業として実施されています。