カテゴリ:フィリピン事務局
JICAとの協働事業:フィリピン児童福祉施設職員に対するオンラインセミナーの実施
こんにちは。
アクション現地駐在スタッフの山本が現地での活動を報告します!
アクションは、JICA(国際協力機構)と協働で、
コロナ禍での人々が抱える問題解決と問題発生防止を目的とした事業に取り組んでいます。
その一環として「コロナ禍におけるストレスと不安への上手な向き合い方」をテーマとした
オンラインセミナーをフィリピンの児童福祉施設の職員に対して実施しています。
この取り組みはアクションが2012年よりJICAと実施してきた
草の根パートナーシップ事業「ハウスペアレント能力強化研修」の延長プロジェクトであり、
同事業で開発した教材の「ストレスマネジメント」の単元を活用しています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、フィリピンでは3月より長期のロックダウンが実施されました。
9月初め現在も外出規制は継続されており、
その影響を受け多くの人が失業するという状況にも陥っています。(4月時点での失業率は17.7%)。
また、子ども達に対する虐待・搾取なども増加しています。
こうした状況下において、ストレスを抱えないようにすること、
抱えたストレスと上手く付き合っていくことは、非常に重要なスキルとなっています。
施設職員が自分のストレスとの付き合い方を学び、 自分のストレスや不安を上手くコントロールできることは、
施設の子ども達に対して良好な向き合い方をすることにもつながります。
アクションは、子ども達がコロナ禍でも安心して過ごせる環境を作ることを目指して、
日々活動に取り組んでいます!!