日本の小学生とフィリピンの児童養護施設の子ども達がオンラインで交流!!
NPO法人アクションは日本の小学生に世界のことを学んでもらうために、
東京都武蔵野市と協働で『世界を知る会』を毎年実施しています!!
そして、『世界を知る会』の今年のプログラムのひとつとして、
日本の小学生とフィリピンの児童養護施設の子ども達を
zoomで繋げるオンライン交流を実施しました!!
今回実施したオンライン交流のプログラム内容はこちら!!
1. 日本とフィリピンの子どもがお互いの言葉でそれぞれ自己紹介
2. 相手の子ども達に質問
3. YES / NO クイズ大会
4. 自分の宝物を絵に描いて紹介
の4つです!!
1. 日本とフィリピンの子どもがお互いの言葉でそれぞれ自己紹介
日本の子ども達はタガログ語で、フィリピンの子ども達は日本語で自己紹介をしました。
事前に自己紹介の仕方は教えていたのですが、
相手にしっかりと伝えようとたくさん練習をしてきてくれたみたいで、
当日は日本の子ども達も、フィリピンの子ども達も、
本当に上手に自己紹介ができていました!!
2. 相手の子ども達に質問
相手の子ども達に聞きたいことをそれぞれ質問しました。
日本の子ども達はフィリピンの子ども達に、
「バナナ以外に採れる果物は何がありますか?」や
「好きなアニメは何ですか?」などの質問をしていました。
この質問に対してフィリピンの子ども達は
「バナナ以外の果物はマンゴーやシュガーアップルがあります。」と答えていました。
日本の子ども達はシュガーアップルという
日本では聞き慣れない果物のことを興味津々に教えてもらっていました。
*シュガーアップルの写真。カスタードアップルとも呼ばれる。
「好きなアニメは何ですか?」という質問に対しては、
「名探偵コナン」「ナルト」「ワンピース」という回答でした。
フィリピンの子ども達から日本のアニメの名前が出たことに日本の子ども達はとっても驚いていました!!
日本のアニメは海外の国でも有名だと知ると、ちょっと誇らしい気分になりますね!!
フィリピンの子ども達からは、「好きな科目は何ですか?」や
「将来何になりたいですか?」などの質問を日本の子ども達にしていました!!
3. YES/ NO クイズ大会
日本やフィリピンにまつわるクイズが出され、子ども達がYES / NOで回答しました!!
特にフィリピンの子ども達はクイズが大好き!!
身を乗り出してクイズに答えていました!!
正解すると大盛り上がり!!
ハズレてもなぜか大盛り上がり!!笑
と終始大盛り上がりでした!!
4. 自分の宝物を絵に描いて紹介
自分の宝物を絵に描いて紹介しました!!
日本の子ども達はおもちゃやぬいぐるみなど
自分の大切にしている宝物を紹介してくれました!!
一方、下の写真の絵はフィリピンの児童養護施設の子ども達が描いた宝物の絵です。
ほとんどの子どもが自分の宝物として「家族」を描いていました!!
フィリピン人にとって、やはり家族は一番大切なものなのだなと改めて感じました!!
今回このアクティビティに参加した児童養護施設の子ども達は
家庭の事情により自分たちの家族と一緒に暮らすことができないでいます。
自分の一番の宝物である「家族」と暮らすことができない状況は
子ども達にとってほんとうに辛いし、寂しいものだと思います。
そうした寂しい思いをする子ども達が社会の中で生まれないようにするために、
アクションとしてできることをこれからも取り組んでいきたいと改めて思いました!!
今回のオンライン交流は、子ども達がとても楽しそうに参加しており、
また学びも多くあった、大変良いアクティビティとなりました!!
来年度の実施も今からとても楽しみです!!
現地調整員
山本 浩平