カテゴリ:フィリピン事務局
【フィリピン活動報告】人身売買防止条例に関する公聴会を行いました
フィリピン事務局では、2024年6月4日に人身売買防止条例に関する公聴会を開催しました。
公聴会はオロンガポ市にあるSMXコンベンションセンターで行い、市やバランガイ(フィリピンの都市と町を構成する最小の地方自治単位)、地元企業、学校、宗教団体、NGO、市民団体等の関係者300名以上が参加してくださいました。
公聴会では初めに、スポンサーである児童問題委員会(the Committee on Children’s Affairs)の委員長であるジーナ・グラネス・ペレス様から、人身売買の定義とオロンガポ市の歴史的背景を説明しました。
次にアクションフィリピン事務局のエグゼクティブディレクターのラニ・バイロン・ラネスより、人身売買防止へのビジネスセクターの役割と責任について話をしました。また、児童の人身売買反対連合プロジェクトを通じてアクションが作成したオロンガポ市の人身売買防止条例を強化するための案を発表しました。
この公聴会は、アクションフィリピン事務局とPartnership for Development Assistance in the Philippines Inc.(PDAP)との間の無償資金協力により開催され、米国国際開発庁(USAID)の支援により実現しました。
フィリピン事務局では、今後もこども達に直接関わる支援活動から、こども達を取り巻く社会を整備する活動まで幅広く実施していきます。
フィリピンでの活動もまた報告するので、引き続き応援頂けると幸いです。