カテゴリ:フィリピン事務局
貧困家庭の子ども達への奨学支援〜オンライン授業に参加するためのタブレットを支給しました!!
こんにちは。
アクション現地駐在スタッフの山本が今年度の奨学支援の様子についてお知らせします。
フィリピンの学校は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、
これまで新学期の開始時期が延期されていましたが(*通常は6月開始)、
8月終わりより、一部の学校(私立の学校)で授業が再開されました。
公立学校は引き続き休校となっており、10月5日に授業が開始される予定となっています。
また、今年度の授業は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
オンラインや家庭学習用教材を使用した、学校に通学しない形での授業形態となります。
しかしながら、オンラインでの授業に必要なデジタル機器やインターネット代は各家庭が負担するものとなり、
貧困家庭にとってはオンライン授業への参加が非常にアクセスしにくいものとなっています。
アクションでは特定非営利活動法人グローイングピープルズウィル様及び個人の支援者様のご協力のもと
長期に渡って貧困家庭の子ども達が学校に通うための奨学支援を実施してきました。
今年度は6名の子ども達に対してオンライン授業に参加するために必要な
タブレットの支給と通信費(インターネット代)の補助を行っています。
現在の奨学生6名のうち3名は私立の高校に通っており、すでに授業が始まっています。
(フィリピン では子どもの数に比べて高校の数が不足しているため、その問題を解消するために、
公立の中学校から私立の高校に進学する生徒に対して授業料が無料となる制度を政府が設けています。
奨学生たちもこの制度を利用して、現在私立の高校に通っています。)
特定非営利活動法人グローイングピープルズウィル様及び個人の支援者様、
今年度も子ども達が教育を受けることができるようにご支援頂き誠にありがとうございます。