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フィリピン社会福祉開発省のサラマッポ賞を受賞しました!
NPO法人アクションは、フィリピンの社会福祉開発省(DSWD)より、
児童養護施設職員の研修に対する努力と多大なる貢献が認められ、
「サラマッポ(タガログ語で“ありがとう”の意)賞」を授与されました。
DSWDはフィリピンにおける社会福祉をけん引しており、
核となる事業として、恵まれない人やこども達を施設で保護しています。
「サラマッポ賞」は2017年2月21日にDSWDの本省にて開催された
国に素晴らしい貢献をした団体に対する賞の授与式の中で、
アクションの設立者であり代表の横田に贈られました。
授与式はDSWDの66周年を記念するハイライトの一つです。
賞はめざましい功績をあげた個人もしくは団体に贈られ、サラマッポ賞のほか、
近代技術で社会に貢献した「近代技術賞」、
民衆に貢献した「民衆賞」、
貧困削減に貢献した「貧困削減賞」、
社会奉仕に貢献した「社会奉仕賞」などがありました。
DSWDの長官であるJudy Taguiwalo氏が自身の手で直接受賞者たちに賞を贈りました。
Taguiwalo氏は以下のようにコメントしています。
「この賞は、DSWDに代わってフィリピンの人々を
支え続けてきてくれた人や団体に対して
感謝の意を表して贈っています。
受賞者たちは災害時や緊急時だけに限らず、
日々の暮らしの中で子どもたちやその家族の生活を
よくしようと尽力してくれました。」
アクションのほかに2017年のサラマッポ賞を受賞したのは次の個人/団体です:
Ms. Julie Taniogan(ビサヤ諸島出身の障がい者)、
カバナトゥアン市社会福祉開発局デイケア組合、
ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ、
NGO団体Kabisig ng Kalahi、
PhilSeven Foundation、
フィリピン災害復興財団、
International Justice Mission
そのほかにもオーストラリア大使館、世界銀行、国際連合人口基金、
ユニセフ、アジア開発銀行などの国際開発パートナーも受賞していました。
上記のほかにも、いくつかの地方自治体が
その活動内容と成果を評され「民衆賞」を授与されており、
「社会奉仕賞」は特に災害時にDSWDの活動を支えた職員たちに贈られました。
アクションは現在、DSWDと協働で、
中部ルソンとマニラ首都圏における児童養護施設の
ハウスペアレンツやソーシャルワーカーの能力強化研修プロジェクトに取り組んでおり、
JICAからも技術面・資金面での支援を受けています。
このプロジェクトでは、
児童福祉施設にいる子どもたちにより効果的に支援を届けるために
職員の能力向上を目指しています。
フィリピン オロンガポ事務局
E.C. Drewery
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