カテゴリ:フィリピン事務局
JICAおよびNGO団体の職員を対象に勉強会を実施しました!
2017年9月22日〜24日にかけて、フィリピン事務局主催でJICA((独)国際協力機構)フィリピン事務所の職員とフィリピンで活動している日本のNGO団体の職員に対して勉強会を実施しました。
勉強会では2日間半をかけて、アクションの活動からプロジェクト管理について学び、知識を深められるような内容で行いました。勉強会では、フィリピン事務局の組織紹介をはじめ、プロジェクト管理の方法(ニーズ分析からプロジェクト設計・計画の策定、実施、モニタリング、評価まで)について簡単な講義を行い、2012年から2015年まで実施されたJICA草の根技術協力事業「フィリピン・中部ルソン地域における児童養護施設のこども達の健全育成と自立のための施設職員能力強化プロジェクト」をケーススタディとして取り上げました。
また、フィリピン事務局の活動の受益者やパートナー団体のスタッフと交流し話を聴く機会も設け、参加者はアクションがどのように事業を実施しネットワークを広げているかということについて、より理解を深めることができたのではないかと思います。さらに、サンバレス州のJireh Children’s Homeやオロンガポ市の市立社会開発センター、TATAGといった児童養護施設も訪問しました。
閉会式では、参加者から感謝と学びの成果を聞くことができました。ある参加者はアクションの管理体制を高く評価し、プロジェクトの成功には事業の透明性に加えカウンターパートと良好な関係を築くことが必須であると学んだとのことでした。また別の参加者は、今回の勉強会を通して「誰のためのプロジェクトか」を改めて考えることができ、こども達を対象にしたプロジェクト実施に向けてモチベーションを新たにしたとのことでした。
アクションにとっても、自身の経験を他の日本のNGO団体と共有し、互いに学ぶことができる貴重な時間でした。このような機会を設けてくれたJICAフィリピン事務所に改めて感謝いたします。
プログラムオフィサー
Mary Antonnette F. de Leon
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