カテゴリ:海外ボランティア
第2弾 Table For Two スタディーツアー DAY 3
3日目の日程内容
午前:BMI測定
午後:ヘルシーメニューをお母さん方に伝授・ダンス練習・振り替え
午前中は月一回のBMI測定のお手伝いをしました。
役割分担
- 名簿確認
- 体重測定係
- 進捗測定係
- BMI計算係
という流れ作業で実施しました。
今現在いる150名の受益者は極度の栄養失調または栄養失調と判断されている子ども達です。
なので月に1度BMI数値を割り出し、普通に向かっているかを計測します。
幼稚園児〜小学校6年生の子を測定し、幼稚園や低学年の子ども達は自分の名前も言えない程
シャイの子どもが多く、名簿係の参加者はとても苦戦していました。。
学年が上がるに連れて自分の名前をはっきりと言え、名簿に書いてある自分の名前を指差し、
そしてBMI数値測定の流れも理解しているため測定もすぐ終わりました!
フィリピンの教育省認定のBMI数値表によると
極度な栄養失調、栄養失調、普通、やや肥満、肥満5つのカテゴリーに分かれていて、
年齢も1ヶ月単位で数値が分かれていました。それを元に119名の子ども達のBMIを今日測る事が出来ました。
年齢に上がるにつれ栄養失調の子ども達が増えていっているという事が分かりました。
担当の先生曰く、高学年の子どものお家は食べ物があまりお家になく、
そこで栄養が偏ってしまうのであろうと言っていました。
その後校内見学。
色々なクラスの授業風景を少し見学しました。
科学を英語で勉強する小学6年生に驚き、手を沢山上げる3年生の意欲に感動し、
2年生の人なつっこさにときめいた、という時間でした。
授業の見学でクラスからクラスに行く際に子ども達がどんどん増えていき、
最後は授業見学ではなく子ども達と戯れるという状況となっていました。
低学年の子ども達は体を動かす遊び、中学年になると会話をしたいので、
参加者が持っていたフィリピン語の指差し会話帳を熱心に読みながら会話をしていました。
この様にバライバイ小学校の子ども達は訪問者の日本人が大好きです。
子ども達から学校の敷地内に咲いているお花を摘んできては皆に配りという事を10回程繰り返す
という、とても尽くしてくれる愛情表現をしてくれます。
なので校長室で食事をしていると、自然と外には花を持っている子ども達が集まり、
「私たちってアイドルみたいだね」という錯覚を参加者と共有していました。
出待ちをしている子ども達の姿に気づいた校長先生は、その子達を集め何やら話し始め
いきなり子ども達のタレントショーが始まりました。
- 歌をお披露目してくれた女の子
- リージョン3の曲を校長室近くにいた子ども達で大合唱
- 「大好きだけど、、、」という意味深のラブソングをサビだけ大合唱
というとても嬉しい即興サプライズ。遊びに疲れていた私たちも子ども達のパフォーマンスににやにや。
そしてその後は今回のスタツアの目玉である「お母さん方に日本のヘルシーメニュー伝授!」
献立のラインナップ
- 肉じゃが
- 豚の生姜焼き
- ハンバーグ
- おひたし
- 野菜スープ
昨日参加者がマーケットで買ってきてくれた食材を使いいざ調理開始!
慣れないフィリピンのキッチン用品に苦戦しながらも、お母さん方の助けもあり上手く出来ました!
お母さん方もモチベーションが高く、「ハンバーグの繋ぎにこれとこれ入れた方がいいよね。」
「あ!水ね水!持っていくわよ!」「あーこれを入れるのね」など質問や補助を率先してしてくれました。
そして試食!
参加者が一生懸命作った日本の料理を美味しい美味しいと言って完食してくれた事がとても嬉しかったです。
特に生姜焼きと肉じゃがが美味しい!と好評で、これからのメニューで作りたいと言っていました。
「ショウガヤキ、ニクジャガ〜」とお母さん方が話し合っている場面を見て温かくなりました。
その合間に参加者はさよならパーティーで披露する「ジンギスカン」の踊りを簡単に練習。
そして最後に皿洗いをして伝授終了!
その後はさよならパーティー用にフィリピンの伝統的なダンスの練習!
5年生の教室に行き、竹二本を使ってワルツの様な柔らかい曲に合わせて踊るダンスを練習しました。
このダンスは男女ペアになって踊るもので、子ども達が最初に披露してくれました。
とても簡単そうに踊る子ども達を見て私たちが挑戦しましたが、この難しさには驚きを隠せませんでした。
あんな簡単に子ども達踊ってたのに!!何このダンス!!と慌てふためきながら、
竹を最低1回はバキッと踏んでしまうという私たち。
それを見てはキャハキャハ笑う子ども達はとても可愛かったです。
その後にこの3日間の振り替えを40分程しました。
一人一人感じるものがあり、BMIとは、健康とは、教育とは、色々考えさせられるものがありました。
ホームステイで結構フィリピンの文化を垣間みたと共有してくれた人もいました。
あと残り2日間のホームステイ3日間のフィリピンで色々な事を感じ学んで欲しいと思います。
フィリピン事務局
帯川 こと まっち