タタッグ幼稚園(ECCD)のこども達が卒業しました!
みなさま、こんにちは!
フィリピン事務局の戸塚です。
先週の土曜日にタタッグの幼稚園(ECCDセンター)の卒業式がありました!
今年度は5センター合わせて114名のこども達が卒業しました♪
アクションでは2006年~2011年にかけて、タタッグが支援する貧困地域に幼稚園を建設してきました。
幼稚園は地域のお母さんたちの組織によって運営され、
幼稚園の先生もお母さんたちがボランティアで引き受けています。
プリント代や先生が使うチョーク、紙・クレヨン・のり・はさみといった文具、
授業で使う教材費として、月に30ペソ~50ペソの月謝を集めていますが、
それすらを払うことができない家庭もあります。
そのため、先生たちの負担は大変なもの。
それでも、こども達の未来のために、先生たちは毎日奮闘しています。
そんな日々を超えて、晴れて迎えたこども達の卒業式。
式のプログラムも会場設営もすべて先生たちで行ないました。
そんな手作りの温かい式を経て、
そして、先生たちの想いを受け取って、114名のこども達が巣立っていきます!
こんなふうに毎年、
アクションで建設したセンターで勉強したこども達が卒業していく姿を毎年見られることは
本当に嬉しいですね。
先生たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。
運営全般を地域の方々がボランティアで行なっているため、不安定な部分や課題もありますが、
今後も貧困地域のこども達のためにECCDの運営が続いていくことを願っています。