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チカラプロジェクト発表会!
1年間のダンスと空手の成果を発表する、チカラリサイタルが終了!5つの施設と地域のこども達が日頃の練習の成果をオロンガポ市役所のバスケットコートで発表しました。
普段お世話になっているスタッフや家族の前で緊張しながらも楽しんでパフォーマンス。みんな張り切って学校に戻れそうです。(フィリピンでは4月、5月が夏休み)
ハサミノチカラ、ダンスノチカラ、カラテノチカラ、そして今月からはフィリピントップの写真家によるシャシンノチカラ。様々なプログラムを提供していますが、こども達に得て欲しいものは。。。
夢中になれるもの。
施設の子達は虐待や育児放棄、家庭の経済事情など、施設に入っている理由は様々。夢中になれるものがあれば、少しは自分の身の上の事を考える時間が減るはずです。
新しい振り付けを覚えたい、ヘアカットが上手くなりたい、空手が強くなりたい。そう思ってくれる時間が増えると嬉しいです。
「継続はチカラ」ということ。
これまで多くのこども達と接して来て感じるのは、一つの事を継続していくという経験をしているこども達が非常に少ないということ。フィリピンでは習い事は夏休みの2ヶ月だという家庭も多く、年間を通じて何かに取り組むという事が少ないです。
継続したからこそ得られるもの、継続したからこその達成感。そういった小さい成功体験の積み重ねをチカラプロジェクトで経験して欲しいです。
カラテノチカラでは、6ヶ月間は道着無し。半年後に出席回数や態度を見て、道着を貰うための審査を実施しています。こども達の中では自分の努力で勝ち取った道着。とっても大切にしてくれます。
チカラプロジェクトを通じてこども達に提供したいものは、新しい事や夢に向かって挑戦する「場」。そして自分自身は、こども達がアクションに参加する事によって、新しい事に挑戦する「場」を日々与えてもらっています。
こども達が夢中になるものはそれぞれ。これからもアクションでは様々なチカラを身につけられる機会を提供していきたいと思います。