【2018年8月】アクション日本事務局活動報告
みなさんこんにちは!
日本事務局事務局長の長田です。
NPO法人アクションは、フィリピンと日本においてこども達のための活動をしていますが、「フィリピンのこどもの支援をしている団体」「フィリピンで海外ボランティアを実施している団体」というイメージを持つ方が多く、「日本事務局が何をしているのかわからない」や「さっちん(私のあだ名)やちかちゃん(もう一人の日本事務局スタッフ畝尾)は毎日何してるの?」と聞かれることが多いため、日本事務局の活動や様子を知っていただくために活動報告を毎月ブログでアップしようと思います!
ただ・・私の性格は三日坊主・・・いや、3日続けばいい方なので、正確には一日坊主・・・
なので、今回が最初で最後の活動報告にならないことを自分で願っております。。
前置きが長くなりましたが、2018年8月の日本事務局活動報告です☆
●こどもの生きるチカラを育む算数教室「コドリーム」運営(8月中毎日実施)
算数の学習を通してこどもの生きるチカラを育む活動として算数教室「コドリーム」を行っています。
現在は、地域のこども4名と、立川市にある児童養護施設「至誠大地の家」のこども13名が学習しています。
8月は小学生が待ちに待った夏休み!ですが、生活が不規則になり、毎日2枚のプリントにこつこつ取り組む学習習慣が乱れやすい期間でもあります。日本事務局では月~金の午前中を算数教室として開放し、地域のこどもはほぼ毎日きて学習をして、児童養護施設には長田が週3回訪問して算数教室を行い、こども達の学習習慣が乱れないようにサポートを行いました。
地域のこども達は、算数プリントだけでなく、夏休みの宿題もコドリームで実施し、今年はみんな夏休みの期間中に宿題を全て終えることができました◎
●海外ボランティア、スタディツアー、短期インターン事前研修実施(8月7日)
アクションでは、毎年春と夏に海外ボランティアや短期インターンプログラムを行っており、2018年夏にフィリピンのプログラムに参加するみなさんのための事前研修を実施しました!
今年の夏は69名の方がアクションのプログラムに参加してくださるのですが、そのうち18名の方が事前研修に参加してくださいました!
事前研修では、フィリピンの基礎情報や歴史、持ち物などをお伝えした他、「なぜ海外ボランティアに参加するのか?」という参加動機を改めてそれぞれ考え、現地でより充実した時間を過ごすための目標設定を行いました。
渡航前に同じプログラムに参加する方との顔合わせにもなるため、事前研修後はみなさん安心した表情になっていました^^
●海外ボランティアプログラム開催(8月6日~8月31日)
2018年8月の海外ボランティアは以下の内容で実施しました。
①孤児院のこどもとフラッシュモブ!ダンス交流ボランティア(8月6日~8月12日)
②ゴミ山視察&孤児院のこども達とゴミ箱製作ボランティア(8月16日~8月22日)
③貧困地域で生活体験!ストリートチルドレンと交流ボランティア(8月22日~8月31日)
④NGOの仕事を体験!フィリピン短期海外インターン(8月24日~8月31日)
このプログラムのうち、②と④のプログラムの引率のために、日本事務局職員の畝尾(うねお)もフィリピンに渡航しました。
また現在も9月開催のプログラムを実施中で、9月18日帰国のスタディツアーで今夏のプログラムは全て終了となります。
●学生団体YELLのチャリティフットサルイベントに参加(8月18日)
以前からアクションを通じてフィリピンの児童養護施設ジャイラホームの支援を行ってくださっている学生団体YELL。そのYELLさんが実施するチャリティフットサルイベントの閉会式に参加してきました!
アクションはもちろん、フィリピンについての話を初めて聞くという方も参加していたため、現地の様子や支援金がどのように使われるかをお話しました。
また、YELLのみなさんは児童養護施設のこどもの学用品や朝食の支援を行ってくださっているため、その支援でこども達の生活がどのように改善されているかといったこともお伝えさせて頂きました。
●週末アクションcafe~読書会~実施(8月19日)
アクションでは、過去の海外ボランティアプログラムに参加した方々が交流する機会を持てるように、週末に様々なイベントを実施しています。
今回は「読書会」!それぞれにおススメの本を数冊持参し、自分の本のプレゼンを行った後はみんなで雑談や読書を行いました。
このイベントはアクションの社会人ボランティアグループACTION+(アクションプラス)が実施しています。
●算数教室「コドリーム」に参加する児童養護施設のこども達と旅行@長野県茅野市(8月20日~21日)
立川市の児童養護施設のこども達+施設の職員さんやボランティアさん、アクションスタッフの計21名で長野県茅野市を訪問しました!
なぜ長野県茅野市かというと、算数教室「コドリーム」で使用している学習材を提供してくださっている「でき太くんの算数クラブ」の事務所が茅野市にあるからです。
でき太くんの算数クラブでは、算数教室だけでなく、こども達が山散策や農作業をする体験学習も行っており、立川市の施設のこども達も自然の中に連れていきたい!と仰ってくださったため、みんなで1泊の旅行に行きました!
茅野市では、道なき道を進んだ山の中にあるでき太くんの秘密基地で沢遊びをしたり、夜の山散策として暗闇の山の中をライトを付けずに歩いてみたり(暗闇の怖さに号泣する子も・・^^;)、みんなで早起きして算数の朝勉をしたり、ポニー牧場で乗馬体験をしたりと、長野の自然の中ででき太くんのスタッフのみなさんとの時間を満喫しました♪
●元フィリピン事務局インターン山内志乃ちゃん帰国報告会に参加(8月25日)
元インターンでありアクションの学生ボランティアグループACTION youth(アクションユース)のメンバーでもある志乃ちゃんの帰国報告会が行われました。このイベントはACTION youth企画のイベントで、ユースメンバーが去年行ったフィリピンのこども達へのクリスマスプレゼント企画の報告も聞くことができました。
報告会の参加者は10年以上前にアクションの海外ボランティアに参加した方から今年参加した方まで様々でしたが、報告会後はアクションの事務所で懇親会も行いました!久しぶりの顔ぶれにみんな笑顔がいっぱいでした◎
●JICA共催の研修「NGOオンリーワン戦略講座」に参加(8月27日、28日)
JICAと一般社団法人シェア・ザ・プラネットと株式会社ジャングル・コアの共催で行われた、「海外活動」と「広報・ファンドレイジング活動」の両輪を駆動させるための研修に参加しました。
この研修は2018年1月から8ヵ月間に渡り行われ全部で14ものNGO団体が参加をし、8月27日と28日が最終研修でした。
研修では団体のビジョン・ミッションの再確認から始まり、各団体の広報やファンドレイジングの課題を解決するための様々な講義や個別相談が行われました。
アクションでは、団体パンフレットの改定をこの研修で行ったため、近日中に新しいパンフレットをお披露目できそうです。
また、8月初旬には講師陣の皆さんが現地研修としてアクションフィリピン事務局にも訪問してくださり、アクションの団体としての長所や課題なども見ていただくことができ、「海外活動」と「広報」をどのように行っていくかについて様々なヒントや学びを頂きました。※このブログもこの研修を経て、自分で発信せねば!と思いアップしています。
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8月は日本事務局が実施する算数教室「コドリーム」のこども達が夏休みなのと、職員畝尾(うねお)のフィリピン出張もありで日本事務局は怒涛の1ヵ月でしたが、算数学習をするこども達、初めてアクションの海外ボランティアに参加するみなさん、過去の海外ボランティア参加者、研修で知り合えた他団体の方々など、多くの方とお会いできた楽しく学びの多い1ヵ月でした。
そしてそして、今日は9月7日。
2019年春季の海外ボランティアプログラムの準備時期である怒涛の9月がすでに始まっております。。
9月の活動報告をする予定の10月頭には、2019年春季の海外ボランティアの申込受付をスタートするのですが、果たして間に合うのか・・!?お楽しみに~!
日本事務局 事務局長 長田