2019年4月 青空教室 活動報告
こんにちは。
アクションで2月からインターンとして活動している永井です。
4月30日に実施した青空教室について報告します。
ごみ拾いで生計を立てて生活している人びとが多く住んでいる「貧困地域」で、青空教室を実施しました。
当日は、主に子ども達に「子どもの権利」を知ってもらおうという目的のもと、
ストリートエデュケーターが子どもの権利の啓発のためのアクティビティを35人の子どもに実施しました。
ストリートエデュケーターとは、青空教室の司会進行を務める中高生の子ども達です。
エデュケータ―が子ども達に、「子どもはどのような権利を持っているか?」と質問したところ、
「権利」と「夢」の言葉の意味の違いが、曖昧になっている子どももいました。
例えば、ある子どもは「大きな家を持つことが権利である」と、答えていました。
そのような子ども達に対して、ストリートエデュケータ―は「子どもの権利とは何か」を丁寧に教えていました。
アクティビティ中
また、当日は参加者がどのような環境で暮らしているのかを知るために、アンケート調査を実施しました。
時間の関係で、10人ほどの子どもからしか回答を得ることが出来なかったのですが、
路上で働いた経験のある子どもや、1日に1,2回しかご飯を食べない子どもも、
青空教室に参加していることが分かりました。
活動地域の子ども達の生活環境を知り、
より効果的な青空教室になるように工夫していければと考えています。
インターンスタッフ 永井亮治