アクションの支援内容
さまざまな問題を抱えながらも、子どもたちは自分のため・家族のために働き、合間に学校にも通うなど、毎日を一生懸命に生きています。
アクションでは、現地NGOタタッグと提携し、このような境遇にいる子どもたちを支援する活動を行っています。
タタッグは現在、路上を拠点とした活動(Street Based)と地域を拠点とした活動(Community Based)を通して子どもたち約300人の支援を行っています。
家庭の経済的貧困が原因で路上に働きに出たことにより、生活が乱れて保護された後、施設に入所するこども達もいます。路上で働くこども達の抱える課題を解決することで、施設への入所を防ぐことを目指すプロジェクトを実施しています。
ストリートチルドレンのための青空教室
そうした極めて不安定な状態にいるこども達が、生活が立ち行かなくなるまで1人で悩み続ける事のないよう、またこども達1人1人が、自分の持つ権利を正当に主張し、貧困の連鎖を断ち切る1歩を踏み出せるよう、アクションでは現地NGOタタッグとの提携により、こども達への「青空教室」を運営しています。
ここでは、こども達は読み書きや計算などを学ぶだけでなく、自分の悩みを仲間や先輩に共有したり、自分がもつ権利について学んだり、また栄養のある給食を食べることもでき、こども達にとって心身ともに有意義な時間が過ごせるようにしています。
パートナー団体 現地NGO「TATAG」
1994年に元ストリートチルドレンらによってフィリピンのオロンガポ市に設立されたNGO。TATAGという名前は、タガログ語で“Tayo Ang Tinig At Gabay”の略で、「私たち自身が声であり道標である」という意味を持ち、すべてのこども達がそう信じ、活動するようになることを目指している。主にストリートチルドレン支援、児童の権利の啓発等のための活動をしており、活動の拠点はコミュニティー(各地域)とストリートベース(路上)とに分かれている。現在は14の貧困地域と、オロンガポ市内の路上を含めて、15箇所で活動を実施。アクションとは、年よりパートナーシップを結んでいる。
主な活動内容
- 【ストリートベース】ストリートエデュケーション(青空教室)の運営
- 【コミュニティベース】幼稚園(ECCD:Early Child Care and Development Service)の運営/地域の母親達の組織化
│ フィリピンでの活動TOPへ戻る │