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Actionブログ|海外ボランティアのNPO法人アクション(ACTION)

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フィリピン・マニラでの事案を受けてのツアー開催に関するご案内

6月2日(金)未明にフィリピンルソン島、マニラ首都圏にある複合施設で発生した事件を受け、

事件の概要と当会のツアー開催に関する対応についてまとめましたので、ご案内いたします。

 

事件の概要

日本のテレビ・新聞等でも既に報道されていますが、6月2日(金)現地時間午前0時半頃、

フィリピンの首都マニラにある複合施設「リゾーツ・ワールド・マニラ」内のカジノに

男が押し入り銃を発砲、カジノのゲーム台に放火する事件が発生しました。

警察当局はこれまでに37人が死亡、少なくとも70名以上が負傷していることを発表しており、

亡くなった方々の死因は、放火により発生した火災と報道されています。

(BBCの取材によると、犯人は人には発砲していないとのこと。)

在マニラ日本大使館によると、日本人の被害は確認されていません。

 

犯人の男は警察との撃ち合いの後、ホテルの客室で自殺した事が発表されています。

その後、6月2日に過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出していますが、

警察当局は、男がカジノに押し入った際に1億1300万ペソ(約2.5億円)相当のチップを奪っていたことや、

ギャンブル依存症で多額の借金を抱えていたこと、

銃撃による被害者が確認されていないことからテロの可能性を否定し、強盗事件と判断しています。

 

*事件状況の参照サイト

・朝日新聞デジタル(2017.6.4 16:07)

http://www.asahi.com/articles/ASK644TSBK64UHBI00V.html

 

・産経ニュース(2017.6.3 09:27)

http://www.sankei.com/world/news/170603/wor1706030035-n1.html

 

・BBC NEWS JAPAN(2017.6.2)

http://www.bbc.com/japanese/40131011

 

フィリピンの現状について(6月13日現在)

●日本の外務省では6月2日に海外安全情報(スポット情報)にて、

上記事件発生を受け、注意喚起を発表しましたが、

事件を受けての危険情報レベルは、「レベル1:十分注意してください。」からの引き上げは行っていません。

 

●現場付近への立ち寄りについては注意喚起が発表されていますが、フィリピンルソン島

に駐在している日本人への外出制限等は発令されていません。

 

●当会の海外ボランティア・短期インターンプログラムで訪問、滞在する地域(フィリピン

ルソン島サンバレス州周辺)は、首都マニラから車で約5時間移動した場所にあり、

事件発生後も街の様子に大きな変化はなく平穏な状況です。

現地駐在スタッフも、普段と変わらない日常を過ごしています。

 

●マニラ首都圏ケソン市にあるマニラ事務局も、事件発生後も通常通り活動を継続しています。

 

海外ボランティア・短期インターンの実施判断について

アクションでは、下記のツアー実施基準や活動地の状況、

その他関係機関(大使館/外務省/JICA/活動地域の警察等)からの安全情報に基づき、

ツアー実施を検討・決定しています。

 

《ツアー実施基準》

1.航空機が通常通り運行していること

2.現地のライフラインが機能していること

3.ホテル、レストラン、観光地が通常通り営業していること

4.交通機関、チャーターバス・車等の運行に大きな支障がないこと

5.危険とされる日時(デモや集会など)を避けることができること

6.危険とされる場所(デモや集会など)を避けることができること

7.宿泊場所や、コースの変更で、危険回避が可能であること

 

現在参加者の募集を行なっている2017年夏海外ボランティア・スタディツアー・短期インターンプログラムは、

全プログラム共に現在提示している日程および内容で開催予定です。

 

※短期インターンプログラムで予定しているマニラ市内での活動は、

現地の情勢を見ながらその都度検討・判断を行ないます。

(その他プログラムではマニラ市内での活動は予定していません。)

 

ツアー実施における安全管理について

【活動地・訪問地の選定】

当会のプログラムで訪問・滞在する地域や施設は、当会が普段から活動している

事業地で、年間を通して日本人スタッフが駐在している場所です。

また、いずれのプログラムでも、外国人旅行客や日系企業の駐在員が多く集まる繁華街

やレストラン等を利用する予定はございません。

 

【情報収集のネットワーク】

現地の最新情勢については、大使館や外務省から現地駐在の日本人スタッフへ連絡が

入るよう体制を整えております。また、現在JICAとの提携事業を行なっている為、現地

で何かあった際はすぐに、注意喚起等の連絡が日本人スタッフの元へ入るようになって

います。さらに地域の役場や警察、学校など近隣住民の方々とも密な関係を築いており、

地域・現場レベルでの情報収集のネットワークも持っております。

 

万が一情勢の悪化が見られた場合は、こうしたネットワークを最大限活用し、

参加される皆さんの安全を第一にツアー実施の対応をしていきます。

 

【フィリピンと日本の連携】

当会ではツアー実施期間に限らず、普段からフィリピンと日本で24時間連絡が取り合え

る体制を整えております。ツアー実施期間中も、万が一何かあった際は、フィリピンと

日本で速やかに連携をとり、対応します。

 

【緊急時の対応】

事件・事故に限らず現地滞在中の体調不良や怪我については、

各プログラムの引率スタッフ(日本人スタッフ)が、適宜病院にお連れします。

(クリニックから大学病院まで症状に応じて対応いたします)

現地から提携旅行会社マイチケットと、アクション日本事務局に連絡を入れ、

必要に応じて日本のご家族に早急にご連絡・ご相談いたします。

 

参加者の皆さんにご協力いただきたいこと

皆さんに安全にプログラムにご参加いただけるよう、当会では最大限の対処・対応をしてまいります。

しかし、たとえ日本国内であっても『100%安全』と言い切ることが出来る場所はありません。

最終的に自分の身を守るのは自分自身です。現地で安全に過ごすため、

施設外や地域外での活動の際に注意すべき点、移動の際に注意すべき点などを、

旅行日程中に参加者にアナウンスします。また、日程中の単独行動や夜間外出は禁止しています。

このように、個人レベルでの注意喚起についても引き続き徹底していきます。

引率スタッフからの連絡や注意事項をよく聞き、

各々での自己管理を徹底していただくよう、ご協力をお願いいたします。

 

その他、安全情報について

下記のサイトで、フィリピンの最新の情勢等ご確認いただく事が可能です。

 

・外務省の海外安全情報(危険情報)

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T047.html#ad-image-0

 

・在フィリピン日本大使館

http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

・外務省海外旅行登録「たびレジ」

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

 

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